町田先生の自身のレッスン

町田先生の自身のレッスン

声楽・講師

レスピーギ作曲、ネグリ作詞の「霧」(nebbie)という歌をご存知ですか?
友人がこの曲をレッスンで歌うので、私は、その伴奏をしました。

遠くに霧がたちのぼっている とても苦しい!
からすは、自分たちの黒い羽根を頼りに沼地を横切り
甲高い声で鳴いている
とても寒く、私は孤独
谷底からは死者たちのうめき声
「おいで、おいで」と繰り返し、私に呼びかける

という歌詞
メロディーはというと、短調の旋律の音階とその中に頻繁に出てくる臨時記号のみ。
伴奏は、ほとんどが不協和音。この、臨時記号と不協和音が、おどろおどろしい感じを強調しています。

まるでホラー映画の世界で死神が迫ってくるようです。
雨が降っている日にこの曲を聞くと、本当にどこか恐ろしい世界に引き込まれてしまうように気がします。それだけ名曲なのでしょう。